「ふれあい・いきいきサロン」は、地域で暮らす高齢者や子育て中の人たち、障害のある人たちなどが地域に身近な場所で楽しく過ごす、仲間作りや居場所づくりの場として大きく広がり、全国社会福祉協議会の調べによると全国でその数は、5万か所を超えています。サロン活動は、当事者と活動を支えるボランティアが一緒になって活動内容を企画し、取り組まれるところに特徴があり、それぞれの活動の創意工夫のなかで、地域の見守り活動などの福祉活動に進展する事例もみられており、地域福祉や地域づくりに大きな役割を果たす活動に発展してきました。
　本年度の研究交流集会は、「なごやか寄り合い事業」として約230か所・約1800人の住民ボランティアによるサロン活動を展開している松江市に、全国でサロン活動に携わる人たちが一堂に会し、自分たちの活動を振り返り、サロン活動の魅力や意義を共有化し、さらなるサロン活動の活性化を図ることを目的に開催します。