私たちはみんなしょうがい児の親です。自分の子どもたちは、養護学校を卒業しました。長い間忙しかったPTAも無くなり、ちょっと余裕がでてきました。
私たちは今、自分たちの人生について考えています。回り道をしながら得てきた自分たちの知識や、地域に住む普通の女性としての自分を活かす手段があるのではないかと。障害という言葉を自分のものとして受け入れられずに悩んでいる他の誰かや、子育てに悩む若いお母さんに、手を貸すことができるのではないか?そんなことを話し合い、活動していこうと決めました。 |
日本では現在障害者の多くは「入所施設」にはいって、生活しています。地域で生活している人もいますが、まだまだ少数です。正直なところ「入所施設」は何回見学に行っても、早く家に帰りたくなる場所です。もっと正直に言えば、将来自分の子どもたちの安住の地とは、とても思えません。子どもたちも、私たち親だって、年を取ったとき暮らす場所は、住み慣れた地域が良い。そういうメッセージをしつこく発信したいと思います。それに、たとえ子どものしょうがいが重くても、親も子も、それぞれが自立した生活を送るべきだ、という高い理想を掲げ「地域生活も子ばなれもしよう会」を立ち上げました。 |