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バリデーションとは?
> 体験談
私は、バリデーションは国境を超え、人種や、障がいの部分に焦点をあてるのではなく、人と人のつながりの大切さを考えてできている、と感じたときがありました。
バリデーションを学ぶなかで、お年寄りの思いは私が思っている以上により深いところにあると気付かされました。私は父の人生の最終ステージでやっと一番近づけ、少しだけ寄り添い、気持ちを通わせることができたように思います。本当に不思議なくらい父を受け入れ、寄り添いたいという思いでいっぱいでした。それは、バリデーションを通して相手だけでなく自分自身も変わっていくことができたからかもしれません。
バリデーションを行ってみて、直球でその人とコミュニケーションを深める技術と理論を学びました。以前よりも、認知症の人と向き合おうとする私になりました。
バリデーションは、介護職にとって、バリデーションという名前を超えて、普遍的なことを教えてくれるものだと思っています。人に寄り添うということはどういうことか、ただおしゃべりをするのではなく、ただべったりとそばにいるのではなく、どうやって、その人の思いにその人の枠で入っていくか、どう引き出すのか、ということを学ぶことができました。
出典:
「ケアワーカーが語るバリデーション 弱さを力に変えるコミュニケーション法」、篠崎人理 監修、筒井書房 発行